はじめに
今回紹介するS.H.Figuartsは、
仮面ライダーXです。
2013年05月発売。定価3,200円(税抜)。
仮面ライダーXは、特撮TVドラマ仮面ライダーシリーズ第3作
「仮面ライダーX」で神敬介が変身(セタップ)する5号ライダー。
命を落とした敬介が深海開発用改造人間・カイゾーグとして蘇り、
仮面ライダーXの名でGOD機関と闘いました。
S.H.Figuartsの昭和ライダーシリーズで、専用武器ライドルを駆使する
5人目のライダー、Xライダーをレビューいたします。
本体
仮面ライダーX本体。
スーツの薄い水色のせいか、作業着感が強いライダーです。
頭部。複眼はクリアー表面と眼内モールドの二重構造。
マスクが半分になったり、口のパーフェクターが取れたりとかはできません。
マフラーは首の真後ろでボールジョイント接続。
ライダーマンと同じく前に垂らすのがデフォのようです。
胸の赤いアーマーは、V字とX字パーツがそれぞれボールジョイントで
フレキシブルに動くため、可動の妨げになりにくいです。
ベルトのバックル中央はクリアー成型。ライドルのグリップは取り外し可能です。
その他ディテールや服のシワも細かいです。
可動範囲
昭和ライダーシリーズは安定して可動範囲が広いです。
強いて言うならば、胴体の前傾がやりにくい程度です。
付属品
手首は握り手の他、なんと14種も付属。
ライドルは各形態が付属。上から
ライドルスティック
ライドルホイップ
ボタン付グリップ
ロングポール
ライドロープ
ロープには針金が入っており、自由に曲げれます。
動きの付いたマフラー。
比較
X本編に客演した先輩ライダー、2号とV3と一緒に並べてみました。
ポージング
おわりに
個人的なイメージで恐縮ですが、歴代昭和ライダーの中で
見た目のデザインと色で言うならば1番地味なライダーだと思います。
最大の特徴である手持ち武器ライドルも、平成ライダー等のカラフルな武器と比べると
かなり地味めなデザインと言えます。
エネルギーの源となる重要な装備(パーフェクター )を口周りに装着するというのは、
古今東西のヒーローを見ても珍しい装着箇所ではないでしょうか。
深海活動を主とするライダーなので、やはり呼吸が大事なんでしょうね。
Xはライダーよりも敵キャラの印象が強いです。
アポロガイストも有名だと思いますが、私はキングダークのインパクトが
もの凄く心に残っています。
巨大な顔が頬杖をついて横たわっている姿は、恐怖の何物でもありません。
実際に相対したならば、絶望感は半端ないでしょう。
今回のフィギュアーツ版Xライダーについては、先にリリースされた
先輩ライダーの出来を引き継いで、地味ながらも本体は優秀です。
さらに本体の出来を引き立てる付属品が豊富で、手首や武器の種類が多いため
各場面の再現がしやすくなっていると思います。
欠点もほとんど見当たりません。
ではでは。
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