はじめに
今回紹介するS.H.Figuartsは、
仮面ライダーストロンガーです。
2012年07月発売。定価3,000円(税抜)。
仮面ライダーストロンガーは、特撮TVドラマ仮面ライダーシリーズ
第5作であり第1期昭和ライダーシリーズの最終作
「仮面ライダーストロンガー」で、電気人間に改造された
城茂が変身する7号ライダー。
電波人間タックルや6人の先輩ライダーと共にブラックサタン、
デルザー軍団と闘いました。
天が呼ぶ、地が呼ぶ、人が呼ぶ。栄光の7人ライダー最後の1人、
仮面ライダーストロンガーのS.H.Figuartsをレビューいたします。
本体
仮面ライダーストロンガー本体。
カブトムシがモチーフというライダーですが、どことなく
アメリカンな雰囲気が漂う風貌。
元のデザイン通り、頭部が大きめのバランスです。
頭部の大部分を覆う大きな複眼ビッグアイは、こちらも元デザイン通り
昭和ライダーで唯一クリアパーツが使用されていません。
カブトムシと言うより、どう見てもカメレオンの眼です。
マフラーは首の結び目部でボールジョイント接続。
動きが付いたマフラーパーツは付属していませんでした。
一番アメリカンな感じがする胴体部。
アメフトのプロテクター風味の胸部アーマーには
某アメリカヒーローを連想させる「S」マークが。
腕の可動の妨げにならないよう、肩のアーマー部分を
上に逃がすことができます。
ベルトにもクリアパーツは使用されていません。
造形も色分けも地味目です。
ベルト下の裾パーツは軟質素材となっていて、脚の可動の
妨げになりにくくなっています。
可動範囲
胸部アメフトアーマー以外はシンプルな胴体なため、可動範囲は広めです。
その大きさにより、頭部の可動範囲だけ狭いのが残念です。
付属品
手首は握り手の他、6種の平手が付属。
すべてに赤ラインが塗装されています。
電撃エフェクトパーツ。
3つのパーツに分かれており、痛いくらいシャープな造形です。
装着は左右どちらかの手首パーツを外し、
一つ目のパーツを付けたあと手首を戻し、
二つ目のパーツを付け、
三つ目のパーツを付けることにより完成。
しっかり付けることができ、ポロリもありません。
比較
歴代ライダーの中で一番最初に合流したV3と一緒に。
並べてみると、頭部の大きさはそこまで気にならないかも
しれません。うまく他ライダーの体形と合わせています。
ただ、やはり眼の大きさは段違いですね。
ポージング
おわりに
昭和ライダー世代ではない私から見て、ストロンガーは正直に言うと
子供の頃からあまりカッコいいとは思えないライダーでした。
首が埋まるくらい大きな頭部と大きな眼は、常に斜め上を
向いているように見えますし、胸のS字マークも大きすぎます。
差し色も多く、仮面ライダーとしては全体的に純ヒーローに寄せた
子供っぽいデザインに私は感じてしまいます。
今回のフィギュアーツ版ストロンガーについては、
他の昭和ライダー達とバランスが合わせてあり、また
頭部以外はよく動くので、
触っているうちにストロンガーってけっこうカッコいいかもと
思えてくる商品でした。付属品が少ないのが残念です。
そしてストロンガーまで出たとなれば、やっぱり並べてみたい
昭和の栄光の7人ライダー。
この7人のライダーは別格のレジェンドです。
ではでは。
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