はじめに
今回紹介するS.H.Figuartsは、
仮面ライダーアマゾンです。
2011年09月発売。定価3,000円(税抜)。
仮面ライダーアマゾンは、特撮TVドラマ仮面ライダーシリーズ第4作
「仮面ライダーアマゾン」で、アマゾンこと山本大介が
変身する6号ライダー。
南米のジャングル奥地で野生児として育ったアマゾンは、
故郷の日本で古代インカの秘宝ギギの腕輪を守るため闘いました。
昭和ライダーの中でもカルト的人気を誇る異色ライダー、
仮面ライダーアマゾンのS.H.Figuartsを紹介いたします。
本体
仮面ライダーアマゾン本体。
オオトカゲをモチーフとした生物的な頭部、ヒレや全身の迷彩模様等
およそヒーローらしからぬデザインを再現。
迷彩ラインの塗装は、はみ出しもなく完璧に近いです。
頭部。複眼は表面がクリアとなっており、眼内モールドとの二重構造。
また、アンテナの先端もクリアとなっています。
頭部の迷彩塗装は特に細かいです。
下あごが可動し、開口ができます。
マフラーは結び目部がボールジョイント接続。
キーアイテムである左腕のギギの腕輪も綺麗に再現。
胸の黄色いアーマーは、左右ともフレキシブルに動き
可動の妨げになりにくくなっています。
腰のベルト、コンドラーの造形。
クリアーパーツは使用されていません。
バックル部は取り外しができます。
胴体部が若干猫背気味に表現されているので、直立よりも
腰を落として前屈みで立たせた方が
よりアマゾンらしいですね。
可動範囲
アマゾンの野性的な動きを再現できる可動範囲は十分にあります。
付属品
手首は握り手の他、5種が付属となっており少なめです。
コンドラーノコギリと、ノコギリを変形させたロープ。
ノコギリを取り外した状態のバックルが付属。
ノコギリは手に持たせ、取り外した状態のバックルを差し替えます。
ロープは軟質素材ですが、針金が中に入っているわけではないので
曲げた状態で保持ができません。少々扱い辛いです。
ギギの腕輪とガガの腕輪を合体させたパーツ。
ギギの腕輪単独のパーツと差し替えることができます。
動きの付いたマフラー。
大切断エフェクトパーツ。
片方のエフェクトパーツに大切断用手首を取り付け、
もう片方のエフェクトパーツで挟み込み使用します。
比較
後番組「仮面ライダーストロンガー」で共に客演した先輩ライダー、
仮面ライダーXと並べます。
Xはメカニカルなライダーという設定なので、生物的なアマゾンとは
対照的なライダーと言えます。
ポージング
おわりに
アマゾンは昭和ライダーの中で
1、2を争うくらい、見た目が好きなライダーです。
むかし友人の家にあったマイティライダーズという仮面ライダーSDの
フィギュアが可愛らしくて大のお気に入りでした。
また、専用バイクのジャングラーも
デザインとネーミングがかなりイカしてると思います。
長い歴史の中で、現在でこそ様々な設定のライダーが登場してきましたが
4作目でアマゾンのような変化球なライダーを主役にしたのは凄いです。
元々仮面ライダーにはヒーローでありながら怪異的な設定もあったので、
原点に帰ったとも言えますね。
フィギュアーツではノーマル版も真骨彫版も商品化が比較的早く、
アマゾンズのような派生作品も制作されているので
アマゾンの人気の高さが伺えます。
今回のフィギュアーツ版アマゾンライダーについては、
確か新1号の次に発売されていたと思いますが、1号と統一性を
持たせながらも、頭部や全身の迷彩模様等の独特なデザインが
うまく再現されています。
エフェクトパーツも外れにくく改良されているのも好印象でした。
ではでは。
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