はじめに
今回紹介するROBOT魂は、
<SIDE KMF>トリスタンです。
2009年07月発売。定価3,800円(税抜)。
トリスタンは、TVアニメ「コードギアス 反逆のルルーシュR2」に
登場するナイトメアフレーム(KMF)。
ブリタニア皇帝直属の騎士ナイトオブラウンズの一人、
ジノ・ヴァインベルグの専用機。
人型ナイトモードから戦闘機形態のフォートレスモードへの変形機構が最大の特徴で、
得意の超高機動戦闘にて幾多の戦場で黒の騎士団を苦しめました。
KMFの中でも特異なシルエットと変形機構を持つナイトオブスリー専用機、
強敵ジノ操るトリスタンのROBOT魂をレビューします。
本体
トリスタン本体。
シルエット、カラーリング、どれを取っても既存のKMFとは
一線を画すデザインの機体です。
フォートレスモード時のランディングギアにもなる脚の
ランドスピナーはボールジョイント接続。
足首の可動がほぼゼロなため、スピナーを使用しないと直立は不可能です。
コクピットブロックの後方ハッチが開閉。シートはありません。
コクピット左右のフロートウイングは折り畳み等ができないので
飾る場合はすこぶる場所を取ります。
スタンド穴がコクピットの底にあるので、ナイトモード、フォートレスモード
どちらの形態でも浮かせて飾ることができます。
付属品
手首は本体付属の平手左右の他、武器持ち手左右のみ付属。
ナイトモードへの変形後に一瞬だけなる、内部が透けて見える透明状態の頭部が付属。
ノーマルの頭部から左右の角を外し、
透明頭部に取り付けて使用します。
ハーケンタイプのメーザーバイブレーションソード(MVS)。
柄の部分で連結が可能。
可動範囲
開脚は得意ですが足首の可動が死んでおり接地性は皆無。
ヒジとヒザも90度程度しか曲がりません。
武装
両腕のメギドハーケンは先端部が展開でき、取り外すことで射出状態を
再現可能。ただしワイヤーパーツは付属していません。
連結したMVSは手にしっかり持たせることができます。
もちろん分割状態での二刀流もできます。
フォートレスモード変形
ナイトモードからフォートレスモードへの変形シークエンスです。
頭部の角を後ろへ倒し、
胸部の機首パーツを跳ね上げ、頭部前面に被さる位置にします。
次に腰から下半身を前面に跳ね上げ、
両脚を後ろに持っていき、
コクピットブロック左右のダボを、ふくらはぎ内側のダボ穴に固定します。
両腕を前に突き出し、
メギドハーケン先端を展開することでフォートレスモード完成です。
機首部先端のファクトスフィアは展開することができます。
機体比較
同じナイトオブラウンズ機である、ランスロット・コンクエスターと比較。
どちらも特別機感があります。
ポージング
おわりに
コードギアスはR2から特別なワンオフ機が続々と登場しました。
その中でも1番KMFらしくない外見をしているのがこのトリスタンです。
世界観が違うかのようなトリコロールカラーと巡行形態への変形で、
どちらかというとほぼMSですね。
本編での活躍は、一言でいうとジノ共々中途半端でした。
戦闘でちょこっと出てきては、名有りパイロットとの小競り合いか
足止めをする程度の賑やかし役。
潔く紅蓮聖天八極式の噛ませとなったパーシヴァルの方が、
まだ意味のある強敵だったと思います。
今回のROBOT魂トリスタンは、特徴であるカラフルなカラーリングと
フォートレスモードへの完全変形が再現されており、
見た目とプレイバリューはかなり高いです。
可動は変形の恩恵で広い箇所と極端に狭い箇所が混同していますが
総合するとよく動く方です。
メギドハーケン用のワイヤーが付属していれば、もっと満足度が上がっていたのですが。
ではでは。
トリスタン・ディバイダーのレビューはこちらです。
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