はじめに
今回紹介するROBOT魂は、<SIDE RV>
トゥランファムです。
プレミアムバンダイ魂ウェブ商店限定。
2016年12月発売。定価7,800円(税抜)。
トゥランファムはTVアニメ「銀河漂流バイファム」で、
コックピットが複座式となった地球軍の
最新型ラウンドバーニアン(RV)。
主に地球人のケンツ・ノートンが機体操縦、ククト人の
カチュア・ピアスンが砲撃手を務めます。
脱出ポッドはバイファムやネオファムと異なる翼が付いた
専用のものになり、スリングパニアーもバックパックを
換装することなく直接取り付けることが可能。
ネオファム発売からしばらくして、ついにジェイナス号の
ラウンドバーニアン3機がROBOT魂で揃い踏みしました。
プレミアムバンダイ限定で発売された最後の1機、
トゥランファムのレビューをしてみたいと思います。
本体
<SIDE RV>シリーズの造形の再現は全機
素晴らしいものになっていると思います。
よく見る女性的な直立設定画よりも若干太めのスタイル。
頭部左のアンテナは硬質タイプです。
コクピットハッチが開閉可能。
バックパックの下部を跳ね上げて、背部ハッチの
開閉が可能。ただし、背中からポッドの格納はできません。
肩バーニア部の独立回転機構。
脚部側面のバーニア部も回転します。
付属品
手首はネオファムと同じく、握り拳の他に6個付属。
トゥランファム専用の翼が付いたコクピット兼脱出用
小型宇宙艇・ポッドが1機付属。
翼を折りたたむことで、トゥランファムの前面から
内部に格納できます。
ハンドキャノン。手持ち武器はこれだけ。
飛行用装備スリングパニアー。
機体番号シール。胴体と肩部に貼付することで
劇中の個体を再現できます。今回は使用していません。
その他、スタンド用アタッチメント1個と、
硬質の予備アンテナが付属。
スタンド用アタッチメントは股下に取り付けます。
可動範囲
首の上下可動範囲は皆無。
<SIDE RV>シリーズ共通で、引き出し式肩関節は
広い可動範囲があります。
特殊な構造の肘関節。
90度以上の可動範囲と、お馴染みのガワラ曲げも再現可能。
股関節は引き出し式ですが、通常だとスカートアーマーに
干渉して可動範囲が制限されます。
ですが、かなり独特なスカートアーマーの可動により、
ここまで脚部の可動を広げることができます。
見た目は凄いことになりますが^^;
そんなスカートアーマーを擁していても開脚と接地性は苦手です。
武装
ハンドキャノン。ギミックは特になし。
自然な両手持ちで構えることが可能。
スリングパニアーを装着。
設定ではバックパックの上から取り付けることが可能なのですが、
ROBOT魂ではバックパックを一度取り外さないと装着できません。
アームを伸ばすことにより、肩に干渉せずに
左右のエンジンユニットを跳ね上げることができます。
翼を展開した状態。翼先端は垂直に立てます。
機体比較
バイファムと並べて。設定通り高めの身長です。
ポージング
おわりに
番組後半から登場したトゥランファムは
2人乗り設定にすることで、人間関係を進めるドラマ部分でも
上手く機能させていましたね。
発砲厨のケンツ軍曹が砲手を担当した方がいいだろと
誰もが思うでしょうが、お得意の先走り行動を取らせるのには
操縦担当の方が都合がよかったのでしょう。
実際に操縦のセンスもロディ・バーツの次に高かったと思えますし。
ネオファムよりはマシになった可動範囲ですが、
独特なスカートアーマーの可動が気になります。
試行錯誤の末の実験的試みだと好意的に解釈していますが、
やはり、これはどうなんだと多くの人が思うでしょう。
ネオファムでも感じましたが、セットのボリュームと価格帯が
釣り合っておらず、満足度は低めです。
なにはともあれ、ようやく揃った
ジェイナス号のラウンドバーニアン3機。
この3機を並べてこその満足感を得られるアイテムです。
できればライバル機のデュラッヘも出してほしかったですね。
ではでは。
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