ROBOT魂 ランスロット・アルビオン レビュー

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コードギアス
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はじめに

今回紹介するROBOT魂は、<SIDE KMF> ランスロット・アルビオンです。2009年06月発売。定価3,800円(税抜)。※製品名は「ランスロットアルビオン」となっており、・が入らないようです。

ランスロット・アルビオンは、TVアニメ「コードギアス 反逆のルルーシュR2」に
登場するナイトメアフレーム(KMF)。

新生したブリタニア帝国のナイトオブゼロ、枢木スザク専用機として新規開発された第九世代KMFで、機動性と航空性能の強化のため背部に新技術「エナジーウイング」を備える。スザクの操縦技術とギアスの呪いも相まって、その驚異的な戦闘力でナイトオブラウンズや黒の騎士団の数々の強敵たちを圧倒した。

R2の終盤に登場した、皇帝ルルーシュ最強の剣にてナイトオブゼロとなったスザクの愛機、ランスロット・アルビオンのROBOT魂をレビューいたします。

本体

アルビオン本体。

過去のランスロットからフルモデルチェンジし、劇中通りのシャープな四肢と高い頭身

白の成型色とゴールドの塗装もキレイで、高貴さもより上がりました。


ランスロットからデザインがほぼ変わらないランドスピナーは、ボールジョイントでフレキシブル可動。ホイールももちろん回転します。


背面コックピットブロックのハッチは開閉し、シートがせり出します。

おそらく設定ではコックピットブロック射出機構があるはずですが、ブロックの取り外しはできません。また、ブレイズルミナスの再現もありませんでした。

アクションベース対応の穴などはなく、エナジーウイングで飛び回るアルビオンにスタンドが使用できないのは残念です。

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付属品

手首は本体付属の平手の他に、握り手、剣持ち手、銃持ち手が左右付属。二刀流、二丁拳銃をおこなうアルビオンとしては最低限の手首は付属していました。


MVS(メーザーバイブレーションソード)は、展開状態、収納状態、鞘が一対付属。MVSは過去のランスロットとデザイン自体は変わっていないようですが、シャープに新規造形されていました。


今回残念だったスーパーヴァリス。ノーマルモードとフルバーストモードが各一丁のみ付属します。ハドロンモードは付属せず、同じモードでの二丁持ちも再現ができません。

ここは、のちに発売されたハイパーセットでフォローがされていました。


射出状態のスラッシュハーケンが4本。


そして、アルビオン最大の特徴であるエナジーウイング展開状態パーツが付属。クリアパーツ部は薄いPET素材で再現されておりますが、クリアグリーンの色味が薄すぎます。

可動範囲

デザインとしての頭身が上がったためか、可動範囲も今までのランスロットより若干広くなりました。紅蓮聖天八極式と同じく、購入から10年以上経過しておりますが、関節の安定性はそこそこ保持しております。

武装

MVSは左右の剣持ち手にしっかりと握らせることができます。


スーパーヴァリスも銃持ち手でしっかりと保持が可能。左手にももちろん装備することができます。


スラッシュハーケン射出状態パーツは、アームカバー先端と太ももサイドのパーツをはずして差し替えで取り付けできます。


エナジーウイング展開状態パーツは、コックピットブロック横の収納状態パーツと差し替えます。


エナジーウイング展開状態のランスロット・アルビオン。やはりグリーンの色味が薄すぎて目立ちませんね……。欲を言えば、エネルギー粒子の刃状エフェクトパーツも付属していたらよかったです。

エナジーウイングは、アームの根元のみフレキシブルに可動します。

機体比較

コードギアス1期2期の歴代ランスロットを比較。

紅蓮シリーズと同様、コンクエスターはマイナーチェンジでしたが、アルビオンでは全身のデザインが変更。頭身もですが製品の全高もかなり上がっていました。

コードギアスの顔となるランスロットシリーズは、どれも高水準の出来のよさがありました。

IN ACTION!! OFFSHOOT ランスロット レビュー
IN ACTION!! OFFSHOOT ランスロット・コンクエスター レビュー

R2後半のメインKMF、3機を並べてみました。どれも独特のデザインで各キャラのイメージカラーとなっていますね。3機ともMETAL ROBOT魂を始め、数々のブランドで商品化されました。

コードギアスは敵味方の入れ替わりが多い作品ですが、この3機も「蜃気楼+紅蓮聖天八極式」から「蜃気楼+ランスロット・アルビオン」へと敵味方が変化しました。

ROBOT魂 蜃気楼 レビュー
ROBOT魂 紅蓮聖天八極式 レビュー

ポージング

おわりに

コードギアスの2大人気KMFの1体、ランスロット・アルビオンです。ランスロットはシリーズを通して、作品の顔として常に獅子奮迅の活躍をしました。

主人公視点ですとランスロットはずっと敵側のエース機体でしたが、終盤の終盤、ついに主人公側のエース機体となったアルビオン。その強さと活躍には、わたしのようにカタルシスを感じた方も多かったのではないでしょうか。

スペック上では聖天八極式に一歩譲ることとなり最強ではなくなりましたが、スザクの「生きろ」ギアス発動で事実上互角となるバランスもよいです。

今回のROBOT魂 ランスロット・アルビオンは、IN ACTION!! OFFSHOOTからROBOT魂の安定した技術向上によって、造形、可動性、遊びやすさがよくまとまった高いクオリティの製品となっておりました。

ただし付属品に関しては、スーパーヴァリスが全モード再現されていない、エナジーウイングの色が薄い、などの不満がのこりました。

この点については別売りのハイパーセットで補完されておりますが、できれば単品で完結させてほしかったところ。

さて、このアルビオンのレビューにて、わたしが所有するコードギアスフィギュアの紹介にもお尻が見えてきました。ではでは。

エナジーウイング HYPER SETのレビューはこちらです。

ROBOT魂 紅蓮聖天八極式 vs ランスロット・アルビオン~エナジーウイング HYPER SET~ レビュー

ランスロットsiNのレビューはこちらです。

ROBOT魂 ランスロットsiN レビュー