はじめに
今回紹介するROBOT魂は、<SIDE MS>
ブリッツガンダムです。
プレミアムバンダイ魂ウェブ商店限定商品。
2013年3月発売。定価4,200円(税抜)。
ブリッツガンダムはTVアニメ「機動戦士ガンダムSEED」で
ザフト軍パイロット、ニコル・アマルフィが
搭乗するガンダム。初期GAT-X5機の内の1機で、
その名の通り電撃戦を得意とした機体。
試験的に特殊な兵装を多く搭載しており、中でも
ミラージュコロイドという光学迷彩システムにより
隠密性に優れています。
初期GAT-Xシリーズの中で唯一、プレミアムバンダイ
限定となったROBOT魂版。いつものように
5機中最後発となったブリッツガンダムについて
レビューしたいと思います。
本体
個人的にスリムな忍者というイメージを
持っているのですが、イージスと同じく
若干マッシブなアレンジです。
付属品
手首は握り拳×2の他、
武器持ち手左右、銃持ち手左右、平手左右が付属。
武器は上から攻盾システム「トリケロス」、
ビームサーベルエフェクト、
ピアサーロック「グレイプニール」、
グレイプニール用可動爪、
グレイプニール用ワイヤーパーツ。
パープルカラーのスタンドが付属。
可動範囲
サイドアーマーが邪魔をして開脚は御覧の程度。
ひざ関節、もも上げもいまいち。
下半身の可動が残念です。
武器
右腕に攻盾システム「トリケロス」を装着。
シールド表面。
シールド裏面に50mm高エネルギービームライフル、
ビームサーベル、3連装超高速運動体貫徹弾
「ランサーダート」を装備。
ビームサーベル用エフェクトパーツを取り付け。
ランサーダートは3本とも取り外し可能。
手に持たせることもできます。
左腕にピアサーロック「グレイプニール」を装着。
先端を可動爪に差し替え可能。爪は3本とも
第一と第二関節が可動。保持力は緩め。
付属のワイヤーパーツを取り付けることにより
射出状態を再現可能。ただしグレイプニール部分が
重いため、水平では支えきれずダラリとなります。
ワイヤーを曲げれば、なんとか保持はできます。
フル装備。
機体比較
因縁の深いソードストライクと。
ブリッツの方がだいぶ太ましいです。
ポージング
おわりに
これまでの4機が、非常に安定感のある高い
クオリティだったROBOT魂SEEDの初期GAT-Xシリーズ。
唯一プレバン限定のブリッツでありましたが、
一段落ちる出来であると言わざるを得ません。
ブリッツは一番開脚ポーズのイメージが強い機体ですが、
股関節の可動範囲がこれまででもっとも狭いです。
また、肩アーマーが本体やトリケロスに干渉して
ポロポロと外れやすいため、動かしていると
ストレスが溜まります。
さらに、付属武器においてもランサーダート、
グレイプニールのワイヤーや可動爪などの
保持力がイマイチとなっています。
カラーリングも、パープル部分をもう少し
明るめにした方がメリハリが出て
印象が変わっていたかもしれません。
マイナス面ばかり述べてしまいましたが、あくまでも
他4機との比較、2019年現在の目で見てのものです。
MIAなど一昔前のアクションフィギュアの時代と
比べるとクオリティは雲泥ですので、
なんと贅沢になったものでしょうか。
ROBOT魂版ブリッツガンダムの最大のプラス要素がこれ。
SEED初期GAT-Xシリーズの5機を一堂に
並べられることです。本当にこの5機はそれぞれ
特徴的なデザインをしていてカッコいいです。
後に発売されたROBOT魂のフリーダムとジャスティスは
アレンジの方向が異なり大きめのサイズになってしまったので、
これらと並べることができないのが残念です。
今後もHGCEなどの手頃なサイズで
またこの5機を揃えることが可能になることを期待します。
ではでは。
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