はじめに
今回紹介するROBOT魂は、
<SIDE KMF> 暁直参仕様です。
2009年03月発売。定価3,500円(税抜)。
暁直参仕様は、TVアニメ「コードギアス 反逆のルルーシュR2」に
登場するナイトメアフレーム(KMF)。
ブラックリベリオン後に開発された黒の騎士団主力量産機である暁の
指揮官タイプ。外観は頭部とカラーリング以外に月下との違いはないが、
性能は各段にアップしており、主に四聖剣の朝比奈や千葉らが
搭乗しました。標準で飛翔滑走翼を装備。
今回は、R2黒の騎士団で活躍した暁の高性能指揮官機「暁直参仕様」と、
月下藤堂機に付属のオプションパーツを使用した「月下先行試作型」の
ROBOT魂レビューをおこないたいと思います。
本体
暁直参仕様の本体。
1期で四聖剣が使用していた月下との形状違いは頭部のみ。
装甲のブルーは深みのあるいい青です。
月下/暁系でお馴染みの、高機走駆動輪(ランドスピナー)と
コクピットハッチの展開。
左胸の飛燕爪牙(スラッシュハーケン)射出状態はオミット。
また、スタンド接続用の穴も存在しません。
付属品
本体付属の平手の他に、武器持ち手兼用の握り手が左右付属。
ハンドガン。月下に付属した単装式から、二連装式に強化されています。
メインウエポンの廻転刃刀。
飛翔滑走翼ユニットパーツ。
可動範囲
可動範囲は胴体が同形状の月下と変わりありません。
<SIDE KMF>シリーズでは平均的です。
武装
ハンドガンを腕に通して装着。左右どちらの腕にも付けられます。
廻転刃刀は握り手に持たせます。
飛翔滑走翼ユニットをコクピットブロックに装着。
飛翔翼パーツは非可動のため、収納状態は再現できません。
ミサイルハッチを取り外し、ミサイル発射状態を再現可能。
直参仕様は暁一般機と違って、可翔翼を装備した状態が
デフォルトのようです。
ちなみに劇中のほとんどで、右腕にはグレネードランチャーを
装備していました。
上の画像のグレネードランチャーは暁に付属しているものを装着しています。
直参仕様には付属していませんので注意してください。
機体比較
四聖剣の先代機、月下と比較。
頭部とカラーリングが変わっただけですが、強化感は出ています。
飛翔滑走翼を装備させて、暁可翔と並べてみました。
非可動の可翔翼だと横に並べるのに苦労します^^。
この2機だと指揮官機と一般機の違いが明確ですね。
ポージング
月下先行試作型
月下先行試作型は、ゲームソフト
「コードギアス 反逆のルルーシュ LOST COLORS」に登場する
ゲームオリジナルのナイトメアフレーム(KMF)。
ゲームの主人公であるライが日本側に所属した場合に
搭乗することになる月下の試作機。左腕には輻射波動が使用可能な
甲壱型腕が装備され、ピーキーな出力調整によりライ以外には
乗りこなすことができない強力な機体です。
魂ウェブ商店で限定発売された月下藤堂機に付属する
甲壱型腕と頭部を使用して、月下先行試作型が再現できます。
紅蓮弐式と月下に付属したパーツと形状は同じです。
パーツを暁直参仕様に取り付けた月下先行試作型の本体。
寄せ集めの急造機感たっぷりの機体です。
甲壱型腕は爪が開閉、伸縮機構も再現されています。
廻転刃刀は右腕にのみ装備可能。
暁直参仕様と並べて。
この月下先行試作型のために直参は2体購入していました。
(朝比奈機、千葉機として斬月の隣に飾っておくこともできますし)
ゲームで主人公が日本側についた場合の日本製KMF達で並べてみました。
おわりに
暁直参仕様は私が心揺さぶられる、量産機を一部改修した
高性能エース機という好きな設定の機体です。
四聖剣機なのでそれなりに活躍シーンは多かったと思いますが、
1番記憶に残っているのはギアス嚮団狩り時に登場した木下の機体。
木下は一見冴えない感じですが、ゼロ親衛隊となる零番隊副隊長であり
暁直参が支給されていました。
KMF戦闘に秀でている様子でもないので、おそらく堅実で口も固いと
ゼロに評価されていたのでしょうね。
話の都合で作られたキャラ感が強かったですが。
ROBOT魂版の暁直参仕様は、先に発売された斬月から始まった
月下/暁系と同じフォーマットで安定したクオリティとなっています。
外見のカッコよさは大変おすすめできますが、下半身の緩さ、
スタンド穴が無いという大きなマイナスポイントも健在です。
月下先行試作型の再現パーツは、できればこっちに付けるか
個別機体としてランスロット・クラブ同様に別で発売してほしかったです。
立体で再現できるだけでもありがたいので、贅沢は言えませんが。
ではでは。
ランスロット・クラブのレビューはこちらです。
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