はじめに
今回紹介するロボットフィギュアは、
IN ACTION!! OFFSHOOT ランスロット･コンクエスターです。
2008年08月発売。定価3,200円(税抜)。
ランスロット･コンクエスターは、TVアニメ
「コードギアス 反逆のルルーシュR2」に登場するナイトメアフレーム(KMF)。
ブリタニア皇帝直属の騎士ナイトオブラウンズに就任した枢木スザクのため、
キャメロットが開発したナイトオブセブン専用のKMF。
ランスロット･エアキャバルリーを強化･発展させた機体で
ハドロンブラスターとコアルミナスコーンが追加されたことにより
攻撃力と防御力が大幅に上昇しています。
IN ACTION!! OFFSHOOT(IAO)コードギアスシリーズより、
第2期で強化されたランスロット、ランスロット･コンクエスターを紹介いたします。
本体
ランスロット･コンクエスターの本体部分。
IAOノーマルランスロットから胸部、肩部、脛部が新造されています。
私が所有しているものは左股関節のボール受けが劣化で割れており、
プラプラで立たせるのもやっとの状態でした(T_T)
胸部左右のファクトスフィアが展開できますが、開いてるか開いてないか
わからない程度しか動きませんでした。
脚部のランドスピナーは基部がボールジョイントとなっています。
新造された脚部のアンクルアーマーは上部に跳ね上げることができ
足首の可動の妨げになりにくいです。
ノーマルランスロットと同様、コクピットハッチ展開は再現されていません。
付属品
手首は本体付属の貫き手左右の他に、8種付属。
右の銃握り手には、ハドロンブラスターを持たせるための角度が付いています。
メーザーバイブレーションソード(MVS)のパーツが各2セット。
収納用MVSパーツはノーマル付属のものより柄部分が短くなっています。
これはフロート展開時に、本体との干渉を防ぐためです。
可変弾薬反発衝撃砲ヴァリス。銃の後部パーツは新規造形。
ノーマルランスロットに付いていたバーストモード用先端部はオミットされていました。
コンクエスター用フロートユニット。最大の特徴である中心部の
ハドロンブラスターは展開可能。
今回、オマケパーツとしてランスロット･エアキャバルリーが再現できる
フロートの中央ユニットが付属します。
専用のスタンドも付属。
股間部に挟み込んで固定。ちなみにノーマルランスロットには固定用ダボが無いので
使用できませんでした。
その他、スラッシュハーケンやコアルミナスコーンの再現用パーツは
オミットされていました。
可動範囲
ノーマルと比べると、肩の可動範囲、ヒザの可動範囲が若干上がっていました。
武装
MVSを背中に装着。収納用パーツの柄部分が短いため、ちょっとカッコ悪いです。
収納用パーツを鞘からはずし、展開状態のMVSを手に装備。
二刀流が可能です。
ノーマルモードのヴァリス。
ハドロンブラスターと合体させるため、後部はかなり薄めに造形されています。
フロートユニットを装備したランスロット･コンクエスター。
背中の重心が半端ないため、長時間の自立は不可能です。
翼とMVSを水平にし、フロート展開状態。
ハドロンブラスターの展開プロセスは以下。
ブラスターを右翼側に半回転。
砲身先端を後方に開く。
砲身全体を前方に半回転させる。
先端部を取り外したヴァリスをブラスター銃身下部にはめ込んで完成。
ハドロンブラスターは上下には若干動きますが、左右には振れません。
一見違いがわかりにくいですが、オマケパーツとノーマルランスロットを使用し
ランスロット･エアキャバルリーを再現できます。
非常に嬉しいオマケです。
機体比較
ノーマルのランスロットと並べて。
フロートユニットが無ければ見分けがつかないくらい、誤差レベルの違いと言えます。
ポージング
おわりに
1期のような他機を圧倒する活躍が少なかったり、フレイヤを撃ったりと、
無印やアルビオンと比べるとあまり印象が良くないコンクエスターです。
これに乗っていた頃のスザクも好感度低かったですよね。
ランスロットに大砲があまり似合ってなく、エアキャバルリーと見た目に大差が無い
というのもイマイチ感がありました。
ぱっと見が変わらないのは紅蓮可翔式も同様なんですが、
あちらは初登場時のインパクトが凄い分、好意的に見てしまいます。
今回のIAO版ランスロット･コンクエスターは、シリーズ第1弾で我々を驚かせてくれた
無印ランスロットをベースにしているため、その出来の良さを引き継いだ
高いクオリティとなっています。
付属品も充実して圧倒的なコストパフォーマンスをも持ち合わせた、
コードギアスR2の主役ロボットとして大変気合の入った商品内容となっていました。
ただし、デザイン上バランスを取るのが激しく難しいのが大きな欠点です。
省略されている武装や、エアキャバルリーの再現も可能ですので
無印ランスロットと組み合わせて楽しむのがオススメです。
ではでは。
ランスロット・アルビオンのレビューはこちらです。
ランスロットsiNのレビューはこちらです。
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