はじめに
今回紹介するロボットフィギュアは、
IN ACTION!! OFFSHOOT ランスロットです。
2008年04月発売。定価2,500円(税抜)。
ランスロットは、TVアニメ「コードギアス 反逆のルルーシュ」に
登場するナイトメアフレーム(KMF)。
操縦者は主人公ルルーシュの幼なじみで名誉ブリタニア人の枢木スザク。
神聖ブリタニア帝国の特別派遣嚮導技術部が開発した第七世代KMFで、
その性能は前世代機をはるかに凌駕し、驚異的な戦闘力を誇る機体です。
MS IN ACTION!!の流れをくみ、ガンダムシリーズ以外の作品を
展開していたIN ACTION!! OFFSHOOT(IAO)。
そのコードギアスシリーズの第1弾として
サザーランド(一般機、純血派機)と同時発売されました。
IAOのコンセプトを引き継ぎ、今や一大ブランドとなったROBOT魂シリーズ。
そのクオリティの高さからROBOT魂シリーズ展開のきっかけに
なった(であろう)、IAOランスロットのレビューをいたします。
本体
ランスロット本体。
設定画のスタイルを再現。ゴールドの塗装も綺麗です。
両足のランドスピナーはボールジョイント接続。
そこまで自由度はありませんが、スタンドが無くても
本体を支えることができて便利です。
胸部左右のファクトスフィアが展開可能ですが
画像のように半分ほどしか展開できません。
コクピットハッチ開閉ギミックはありません。
また、スタンド穴が無いので、浮かせて飾るのが難しいです。
付属品
手首は本体付属の貫き手左右の他に、
握り手左右、剣持ち手左右、銃持ち手左右、平手左右が付属。
メーザーバイブレーションソード(MVS)。
収納用MVS×2、鞘×2、展開状態のMVS×2が付属。
可変弾薬反発衝撃砲ヴァリスは、ノーマルモード用先端部と
バーストモード用先端部が付属。
射出状態を再現したワイヤー付き腕部スラッシュハーケンが
一つのみ付属。
ブレイズルミナス再現パーツ等は付属しません。
可動範囲
当時としては十分な可動範囲をもっています。
足首の接地性が低いのが残念です。
片膝立ちも可能。
武装
腕部スラッシュハーケンを差し替え。
射出状態パーツは一つのみでワイヤーも短いです。
左右どちらの腕にも取り付け可能。
メッサーモードは再現不可。
腰部のハーケンもオミットされています。
MVS用の鞘はコクピットブロック左右に取り付け。
クランク上の接続パーツで、若干の位置調整ができます。
収納用MVSパーツを鞘に格納。
鞘から引き抜き、
展開状態のMVSを手に装備。
劇中通り二刀流ができます。
ノーマルモードのヴァリス。
先端パーツを差し替えてバーストモードへ。
機体比較
ランスロットシリーズの最終機体であるsiNと並べて。
フィギュア10年の進化で、金額は3倍になりました^^;
ポージング
おわりに
ランスロットは「コードギアス 反逆のルルーシュ」第2話
初登場でのインパクトある活躍に、一発で魅了された視聴者の方は
大変多いと思います。私もその一人です。
毎話登場するわけではなかったですが、登場する度に一騎当千の
活躍を見せてくれたこの初代ランスロットが一番印象深いですね。
当時私は仕事で東京に住んでおり、秋葉原で開催された魂ネイション
2008に行きました。(お目当ては聖闘士聖衣神話の限定品でしたが)
そこで触らせていただいたIAOランスロットの試作品の出来に心打たれ、
発売を非常に楽しみにしていたことを覚えています。
実際に発売された本商品も当時のMIAとは段違いで、
そのシャープな造形と遊びやすさはシリーズを買い続けようと
思うほどのクオリティでした。
パッケージの帯に書かれていたように、硬(ABS)・滑(POM)・柔(PVC)、
3つの素材の使い分けがまさに功を成していました。
今振り返ると価格も衝撃ですね。あの頃の求めやすい
ROBOT魂やSHフィギュアーツの時代に戻らないかなあ…
ではでは。
ランスロット・コンクエスターのレビューはこちらです。
ランスロット・アルビオンのレビューはこちらです。
コメント