HGUC 079 陸戦型ガンダム 簡単フィニッシュ ガンプラ レビュー

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はじめに

今回紹介するガンダムはHGUC 079「陸戦型ガンダム」です。
キットは2007年6月発売。定価1,500円(税抜)。

OVA「機動戦士ガンダム第08MS小隊」で
主人公シロー・アマダ他小隊員が搭乗する
量産型ガンダム。

2000年代中期頃に一時主流となった、
肘と膝にABSの二重関節を使用し
可動範囲が向上したキットとなっております。

2018年にHGUC 210番として
リニューアル版が発売されましたが、
今回はリニューアル前の79番の紹介となります。

※機体本体と基本装備のみに
 ゲート処理、合わせ目消し、部分塗装、スミ入れ、つや消しクリアーの
 簡単フィニッシュを施したキットの素立ちレビューとなります。

素立ち総観

装備は100mmマシンガンとシールド。
180mmキャノンと、それを格納できる
ウェポンコンテナも付属しますがオミット。

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関節構造

首は一軸ボールジョイントですが
根本が若干前後に可動。
襟への干渉に気を付ければいい感じに俯けます。

腰は棒一軸。

肩は胴側のポリキャップに
軸パーツを取り付ける構造。
上下と前後にスイングでき
胸を張ったポーズが可能。
肩の構造はこの時が一番好きでした。

股関節のボールジョイント。
股間根本が若干軸回転するため
片膝立ちがしやすくなっています。

足首のボールジョイントは
ポリキャップの受けがすね側にある
珍しい構造。接地性は高くないです。

合わせ目

頭部は上部に合わせ目処理が
必要ですが、側面は別パーツにより
合わせ目が出ません。

胴体は上部の襟付近に
少々あります。
肩アーマーは目立ちにくい構成です。

腕部は肩内部、
前腕は前後貼り合わせにより
外側と内側に出ます。

脚部は非常に優秀な構成で
アンクルアーマーに出るくらいです。

バックパックは上部と側面に
大きく合わせ目が出ます。

ABS製のマシンガンはモナカ割り。

部分塗装

見えにくいですがツインアイをメタグリーン、
襟周りをホワイトで塗装。
隈取りの赤はパーツ分けで再現されています。
前後メインカメラは付属シール。

胸中央の逆三角と左胸のバルカン部を
ホワイトで塗装。
左胸ランチャー部の白は別パーツ。
右胸のダクト内部と股間のV字をイエローで塗装。

腕部は、前腕の手首付根をグレー塗装。

脚部はもも上部と
膝スパイク部をグレー塗装。
すね正面ダクトと側面ビームサーベルカバーの
逆三角をイエローで塗装。

バックパックの逆三角をホワイト。

シールド上部の取っ手?をグレー。
小隊番号は付属のマーキングシール。

また、私は省略してしまいましたが
胴体上部の肩可動パーツ(ABS製)を
胴体と同じ色で塗装した方がいいかも。

注意点

関節にABSが多用されているので
塗装される方は破損に注意です。

100mmマシンガンもABS製ですので
合わせ目処理時のヤスリ掛けが
やりにくいですね。

キット比較

HG U.C.HARD GRAPH 陸戦型ガンダム 地上戦セットの
素組みがあったため比較です。

素組みでもいい出来です。

RX-78-2 ガンダムとガンダムNT-1 アレックス。
一年戦争時代のガンダムと一緒に。

陸ガンはRX-78製造時に出た
基準を満たせなかった一部パーツを
流用しているという設定。
プラモではもちろん流用箇所はありません。

HGUC 021 RX-78-2 ガンダム 簡単フィニッシュ ガンプラ レビュー
HGUC 047 ガンダムNT-1(アレックス) 簡単フィニッシュ ガンプラ レビュー

素立ちキマリ度

評価:★★★★☆ 星4つ

肘と膝の二重関節は
素立ちにあまり影響がありませんが、
肩の可動範囲は広いです。

各パーツのバランスがよく、
どっしりとした安定感があり
素立ちはカッコいいです。

思起 陸戦型ガンダム

第08MS小隊は確かガンダムX放送と
同時期に開始されたOVA作品でした。

当時の私は平成ガンダムに
ドップリな中学生でして、
新作の08小隊をレンタルで
ほぼリアルタイムで追いかけていました。

やむを得ない監督交代の事情により
リリース期間が長期化し前半と後半で
作風がガラリと変化しましたが、
私は前後どっちも好きです。

映像特典の宇宙世紀余話も好きでした。

陸ガンはその設定について
しばしば物議を醸す機体です。

ガンダムの量産機はジムのはずですが、
量産型ガンダムであるこの陸戦型が
ジャブロー以前に配備されています。
(さらに先行量産の陸ジムや、宇宙に初期型ジムなるものも‥)

また、陸ガンのポーズと言ったらコレしかない、
というくらい有名で
パッケージアートにもなっている
片膝立て射撃ポーズ、通称「輝き撃ち」。

シールドをバイポットとして
180mmキャノンを乗せているのか
乗せていないのか。

近年ではOP映像の検証により、
乗せていない方が正しく扱われるように
なってきましたが、
個人的には乗せてる方がケレン味があって
カッコいいと思います。

陸ガンの武装類のデザインは
好みのものばかりで、自分オリジナルの
ジムを妄想する際には
100mmマシンガンやシールドを
装備させることが多いですね(笑)。

キットとしては当時発売された
旧HGの対決セットを購入していました。
出来はそこそこでしたが幼児体形寄りな
プロポーションが気になり、
出来のいい同セットの地上型ザクや
旧HG陸戦型ジムの方がお気に入りでした。

おわりに

今回のHGUC 079 陸戦型ガンダムは
関節にABSを積極的に使用し始めた時期の
キットで、片膝立ちがそれなりに
可能になるほど可動範囲が広くなっています。

改造派にはそのABSが
扱い辛いのでしょうが、
簡単フィニッシュではマシンガンの
合わせ目処理がやっかいなくらいかと思います。

リニューアル版も発売されていますが
未だ組んでおりません。
プレバンのパラシュート・パック仕様を
積んでいるので、今後組んでみて比較をしたいですね。

ただリニューアル版は武器持ち手が
付属してなかったり、
武器のトリガーガードやグリップ形状が
再現されてないのが自分的にはかなりマイナスです。

私の一番のおススメは、
08小隊再現には必須となるホバートラックと
ジム頭が付属している(しかも2セット!)
U.C.HARD GRAPHの地上戦セットです。

ではでは。

ガンダムEz8のレビューはこちらです。

HGUC 155 ガンダムEz8 簡単フィニッシュ ガンプラ レビュー

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