三国創傑伝02 関羽雲長νガンダム 簡単フィニッシュ ガンプラ レビュー

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SDガンダム
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はじめに

今回紹介するSD三国創傑伝は、
「関羽雲長νガンダム」です。
キットはガンダムベース限定で
2019年03月発売。定価600円(税抜)。

三国創傑伝第1弾キットで主人公劉備ユニコーンガンダムと
同時発売された義兄弟の一人、関羽雲長νガンダムの
簡単フィニッシュを紹介いたします。

素立ち総観

三国志を知らない人でも必ずその名を聞いたことのある抜群の
知名度と人気をほこる蜀の代表的な武将関羽雲長と、
数あるガンダムの中でもトップクラスの人気を持つνガンダムという
人気者がダブルでモチーフとなっている関羽νガンダム。

商標の関係からなのか、商品名には字(あざな)である雲長が含まれています。
関羽の大きな特徴、長いアゴヒゲもしっかりとパーツで再現。

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付属品

関羽νのメイン武器、「青龍偃月刀」。
名称は三国志演義と同名ですが、形状は大胆にアレンジされています。
武器を巨大化させ敵を薙ぎ払う「龍牙蒼月演舞」という
必殺奥義が放てるとのこと。

刃と柄の2パーツ構成で、柄の取り付けポジションを変えることにより
コンパクトにできます。

また、劉備ユニコーンに付属していたメモリパーツは
関羽には設定されておらず、付属していませんでした。

塗装

・ゴールド:
 ランナー状態のままMr.カラースプレーのゴールド、その上から
 Mr.カラースプレーのクリアイエローを吹いて塗装。
 ゲート跡のリタッチと部分塗装はMr.カラー瓶タイプのゴールドと
 クリアイエローで筆塗り。

・ホワイト:
 アクリジョンベースカラーホワイトの上から水性ホビーカラーのホワイト。

・レッド:
 水性ホビーカラーのモンザレッド。

・メタリックグリーン:
 水性ホビーカラーのメタリックグリーン。

・ブラック:
 水性ホビーカラーのミッドナイトブルー。

・スミ入れ:
 タミヤエナメルカラーのブラック。

・オーバーコート:
 Mr.スーパークリアーの光沢。

ステッカーは頭部センサーと瞳の部分のみ使用。
頭部側面クリアグリーン部の縁や肩の装飾部のゴールド塗装と、
股関のV字部分が難易度の高い所。
武器にもゴールドで塗装が必要ですが、手首の穴がキツメなので
柄の先端の塗装が剥がれないように持たせるときは注意が必要です。
背中、ヒジ、手首はミッドナイトブルーで塗装しています。

キット比較

BB戦士SD三国伝の関羽ガンダム(素組み)と比較。
νガンダムもいいですが、関羽にはダブルゼータの方がはまり役だと思います。
三国伝関羽も今の目で見てもかなり出来が良いです。
ガッシリ感と武器の大きさがたまりません。

劉備ユニコーンと並べて。
統一感のあるスタイルです。

三国創傑伝01 劉備ユニコーンガンダム 簡単フィニッシュ ガンプラ レビュー

ポージング

おわりに

リニューアルされた水性ホビーカラーとともに、
今回アクリジョンベースカラーを隠蔽力と塗膜強度が
必要そうな箇所に試しに使用してみました。

前々から評判のよいベースカラーでしたが、
率直に言いますと
私は今後あまり使用しないかもしれません。

まだまだ試行錯誤不足だとわかってはおりますが、筆塗りだと
とにかく塗膜が厚くなります。モールドが死にます。
エアブラシ専用薄め液も使用してみましたが、うまい具合の
濃度に希釈することができませんでした。

また、ベースカラーの上に同系色の水性ホビーカラーを重ねましたが、
乾燥すると若干ホビーカラーが弾かれている箇所が出ます。
その箇所に追加でホビーカラーを重ね塗りする必要があるため、
さらに厚塗りになってしまいました。

同系色だと弾かれた部分が判りにくく、
劉備の背中や張飛の腕に塗った白のように、弾かれたままスミ入れを
してしまった部分は、拭き取りがうまくいかず汚くなってしまいました。

三国創傑伝03 張飛ゴッドガンダム 簡単フィニッシュ ガンプラ レビュー

リニューアルされた水性ホビーカラーが
それなりの強度と隠蔽力があることが今回わかりましたので、
普段アクリジョンを使用していて隠蔽力が低い色を塗る場合や
ラッカーが使えない環境でどうしてもサーフェイサーの代わりにしたい
といった方以外には、アクリジョンベースカラーは
無理して使用することはないのかなと個人的に感じました。


今回の関羽νガンダムは、目立つ末端箇所に
グリーンのクリアパーツがふんだんに使用されており、
モチーフになった関羽のように
非常に存在感のある佇まいを持ったキットです。

クリアパーツに黒のスミ入れをするか最後まで悩みましたが、
モールドが引き立ったので結果やってよかったと思います。
光沢のピカピカクリアコート仕上げも
創傑伝シリーズには合っているのではないでしょうか。

ではでは。

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